2022年1月25日Zoom配信にて、次世代教習所共創コンソーシアム設立セミナー「教習所は自動運転とどう共存するか」が開催されました。
教習所の経営者様等、約170名の方にお集まりいただきました。
次世代教習所共創コンソーシアム(通称:NDCC)とは?
自動車学校の持つ潜在的な可能性を多方面から考察し、SDGs、持続的な開発目標への取り組み方といった社会ニーズへの対応なども検討しながら、さまざまな業界との協力体制を検討したり、同業の成功事例を共有することにより、自動車学校が今後、生き残るだけでなく、強固な収益体制を確率することで更なる発展を遂げることを目的として立ち上げた団体です。代表理事は、「広沢母校」を理念に業績をあげ続ける祖川嗣朗(広沢自動車学校/徳島県)、理事は同じく業界で躍進を続ける、田村光(陸前高田ドライビングスクール/岩手県)、森山明能(七尾自動車学校/石川県)、山口直剛(高知県自動車学校/高知県)、江上喜朗(南福岡自動車学校/福岡県)、そして顧問にはあの業界のデジタル化第一人者の桑澤一郎氏(茅野自動車学校/長野県)を迎えています。
代表挨拶 次世代教習所共創コンソーシアム代表 祖川嗣朗 様
顧問よりご挨拶 顧問 桑澤一郎 様
講演1 自動運転サービスの実現に向けた政府の動き(株式会社ティアフォー 西川様)
講演2 教習所は自動運転とどう共存するか(株式会社ティアフォー 加藤様)
講演3 他業種のイノベーション事例(小野田高砂弁護士事務所 小野田様)
講演4 教習所の未来と可能性(NDCC代表 祖川様)
発信に使用させていただいた会場(小野田高砂弁護士事務所)より、講演者と数人の事務局スタッフにて。
北は北海道から南は沖縄まで、多くの教習所経営者様や教習所関連業者様、全指連のみなさまにもご参加いただきました。
セミナーの最後には、教習所経営者のみなさんにアンケートを取得させていただきましたので、一部内容を抜粋してお伝えいたします。
Q:「自社において重要と感じている課題についてお答えください。」という設問に対して、
「指導員が不足している」 「業務効率の改善」
「組織風土の改革」 「新規事業開発」
というような項目の回答率が高かったようです。
Q:「ビジネスプロセス改善に関して、ご関心のあるテーマを選択してください」という設問に対しては、
「AI教習システムの現状と可能性」
「オンライン学科の最適な運用」
「デジタル原簿の運用実態」
というテーマでのご関心が高くありました。
上記のように、「新しい動きに取り組むべき」というような、お声が多くある一方で、新しいことに取り組みたい反面、個別コメントとして、以下のような課題を感じられているお声もございました。
「新規事業開拓のために業務効率化が必要だが、特に●●県にあっては県警の姿勢もあり対応が難しいと感じている。」
「経営者(代表)並びに従業員の多くが従来通りのやり方・考え方で来ている為、早急に解決すべき案件が多くあると感じております。」
「何よりも指導員不足を懸念しています」
また、今後のNDCCの団体活動およびセミナー開催に向けて、という項目でより関心のあるテーマ(複数回答可)としては、以下のようなものが多くありました。
・異業種との連携による新規事業 69.6%
・行政や地域との連携による新規事業 65.9%
・新しい企業向け安全運転教育事業 54.8%
コロナ禍における開催ということで、急遽対面でのセミナー実施からオンライン(ライブ配信)開催という形を取りましたが、多くの方にご参加いただき、情報交換することができました。
ご参加いただいた皆様、お越し頂き誠にありがとうございました。