NDCCの取り組み PROJECT
REASON FOR BEING
教習所の収益性を高める、
循環型のプラットフォーム。
少子高齢化や車離れにより免許取得者は年々減少しています。教習所の業績が下降線をたどっていく中、効果的な対策ができている教習所はごく一部にしか過ぎません。まさに情報やビジネスモデルの格差が生まれているのです。
そこで私たちはすべての教習所と教習所業界全体が「共に突破口を見出し成長する」ためにNDCCを組織化。
大切にしているのは声が反映される循環型の取り組みです。
教習所や教習所の生徒、サービスを開発する企業など利害関係者が持つ課題や要望を徹底的に聴きとり、的を得たサービス・ビジネスモデルが生まれるサイクルを皆様と共に創ってまいります。
NDCCの活動フロー STRUCTURE
NDCCでは、多くの教習所が抱えている業務課題を解決するために、
新規事業、業務改善内容を見つけ出し、確実性の高いフローで各テーマに取り組んでいます。
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STEP.01 現状課題の収集・分析
様々な教習所会員様の不満や要望など生の声を聞き取り、解決すべき課題を見定める。
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STEP.02 トライアル実施
賛助会員のメーカーやベンダーからの様々な提案から実現可能性のある取り組みを採用。
複数校での実証を行い、生の声を取り入れながら妥協せず改善を施すことで精度の高いツールや手法へ昇華させます。
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STEP.03 実証・研究の経過報告
複数校の様々な意見を基に作られ、かつ既に成果が実証されている取り組みや手法は、多くの教習所で再現性が極めて高いものとなります。
今後、各テーマの教習所業界での定着化を目指し発信、ご紹介を行っていきます。
NDCCが創出する成果 OUTPUT
賛助会員とNDCCが協力し、教習所会員様へ様々なメリットを提供します。
SERVICE.01 NDCCが見つける新たな教習所の価値
自動車学校は「免許の取得を手伝うだけの場所」にとどまりません。教習所には、広大な敷地と建物、地域からの長年に渡る信頼、教育の知見など多くのリソースがあり、地域の20歳前後の若者と高齢者が集うマーケットでもあります。
NDCCと賛助会員(ベンダーやメーカーなど)がこれらのリソースをを活かした新しい事業を開発することで、新規事業への参入障壁を最小にしつつ、強固な収益体制を目指すことができます。
教習所における新事業例
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ドローン教習事業
活用リソース:広大な敷地と建物、教育の知見
ドローン免許の取得に必要な座学と実技の講習を教習所内の施設で実施。
教える能力に長けた人財が講習を担当することで、満足度の高いサービス提供を可能にしています。 -
職業訓練校事業
活用リソース:顧客基盤、教育の知見
高齢化や人材不足で社員教育を行う余裕のない企業に対し、社員の安全教育に留まらず、運転免許教育から技能講習、安全衛生教育などの実践的な職業訓練を一貫して実施。業界未経験者採用を可能にする自動車学校にしかなし得ない採用スキームによる求人・求職マッチングを提供。
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高齢者向けの運転技能評価改善サービス
活用リソース:顧客基盤、教育の知見
各種センサーを取り付けた車両より精緻な情報を取得し高齢ドライバーの運転を解析。走行結果より、必要なトレーニング(技能教習)が洗い出され、課題の教習・講習を受けることにより運転技能の向上・運転寿命の延伸をサポートするサービス。
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レンタルバイク事業
活用リソース:顧客基盤、広大な敷地と建物
バイク免許を取得した教習生を顧客基盤とし、地域や観光客も含めたライダーへのレンタルバイク事業。教習所ならではのコースを利用した試乗体験会によるバイク需要の喚起や、教習所の社会的使命である安全運転教育の機会としてのサービス提供も可能にしています。
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最新型VRによる運転教育シミュレーター
活用リソース:教育の知見
VRを使用し従来のモニターやHMDによる視覚的な体験だけでなく、運転中に感じる揺れや細かな振動、ハンドルを切ったときに振られる感覚など体感までを再現し、よりリアルな運転教育シミュレーションが可能に。
SERVICE.02 業務プロセスの改善
賛助会員であるメーカーやベンダーと協力し合い、教習所の業務プロセスの改善や収益向上につながるサービスを開発・提供します。また、教習所経営に役立つセミナーや成功事例などの情報提供、教習所のニーズを白書にまとめ警察庁へ法改正を働きかけるなど、あらゆる側面で教習所業務を支援します。
業務プロセスの改善例(各種ツール開発~提供)
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原簿のデジタル化
業務効率化と人件費削減
教習では毎時間の受講結果を残す紙の教習原簿へのボールペンでの手書きや押印が道路交通法および「指定自動車教習所の教習の標準について」に明記されています。教習原簿がデジタル化することで、業務効率の向上や個人情報の漏洩リスクや紛失リスクの軽減、教習生にとってのサービス向上が可能になります。
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オンラインでの学科教習
利便性と人件費削減
教習所における学科教習をオンライン化することにより、学科教習に充てる時間を大幅に減らし、実技教習にまわすことが可能に。また、録画配信におけるオンライン学科は24時間受講が可能で教習生の生活スタイルに合わせて受講が可能なため、利便性がアップします。
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AIを使った運転教育
指導員不足の問題を大きく解消
高精度なセンサーを用いた運転評価、指導員のノウハウを詰め込んだ教育コンテンツ、危険を察知して作動する自動補助ブレーキなど、質の高い教育を安全に行うための機能を搭載。
運転技能教習講習において指導員教育と遜色のない運転教育を可能にしています。サービス開発会社:AI教習所株式会社
WEBサイトをみる -
電話自動音声応答システムの導入
お客様への対応品質低下を防ぐ
電話自動応答システムを活用することで、電話対応による業務の効率の低下、お客様への対応品質低下を防ぐことが可能。他にも、担当者が誰かわからず待たせてしまう、伝言がうまく引き継がれずにクレームになることを防ぐ。このような非効率な場面を解消につなげることができ、教習所業界の課題である人員不足対策としても期待することができる。
会員制度について MEMBERSHIP
NDCCと共同でサービスを開発~提供する「賛助会員」、
サービスを利用する「教習所会員」のメンバーシップにより相互メリットを追求しています。
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賛助会員
- 対象
- 教習所に関心のあるベンダー・メーカー・メディア等
教習所業界の発展につながるサービスの開発・リリースをお考えの企業・団体様が対象です。賛助会員になっていただくことでNDCCとの協業検討が可能です。
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教習所会員
- 対象
- 全国の教習所
年2回開催されるセミナーへの無料ご招待、NDCC内で取り扱った新規事業、業務プロセス改善のご紹介、会員様専用コンテンツの閲覧など、NDCCの様々なサービスがご利用いただけます。